ヒグマ特別警戒期間前倒し 北海道 10月いっぱい展開
道は、ヒグマによる市街地での出没情報の多発や人身事故が起きるなど危険な状況にあることから、例年9月から展開される秋のヒグマ特別注意期間を前倒しし、8月22日から始めている。10月末まで。
平成14年から毎年、9月〜10月末までを月間としているが、今年は道内でのヒグマ目撃が大幅に上回っていることや今月14日、羅臼岳を下山中の男性がクマに襲われ死亡する事案を受け、秋にはキノコ狩りなどで入山する機会が増えることから期間を前倒しし注意喚起することにした。
宗谷総合振興局では期間中、庁舎にポスターを掲示しリーフレットを配布するほか、市町村へのチラシ配布など行う。
ヒグマに遭わないためには▽事前の出没情報の確認▽単独行動を避け複数で行動する▽鈴など音の出るものを鳴らす▽クマのフンや足跡を見つけたら引き返すすよう基本的なルールを守るよう呼び掛けている。


