2人の女性会員 奮闘中 ジャクソン道場支部の小松里美さんと上林千草さん
アマチュアの総合格闘技愛好サークル「ジャクソン道場稚内支部」で女性会員として奮闘する小松里美さん(36)と、上林千草さん(44)の2人は「打たれて痛いことはありますが、自身の心の強さなどを磨いていきたい」と活動への思いを語った。
2007年に高田徹支部長を中心に格闘技好きが集まり誕生したジャクソン道場稚内支部は現在、稚内など道北地区の20代〜50代までの愛好者30人余りが所属。自身の健康向上のため昨年1月、支部として初の女性会員として小松さんが入会。今年5月には女性会員2人目の上林さんが入った。
毎週火曜と木曜日夜土曜午前の週3回、みどりスポーツパーク2階の柔道場で練習しており、21日夜は会員10人余りが参加しトレーニングが行われ、男性会員に交じって小松さんと上林さんの2人はグローブを装着しパンチなどの打撃や寝技の練習に汗を流していた。
趣味でバレーボールなどもする小松さんは「最初は女性1人で大変でしたが、今は上林さんと一緒に練習できるようになり技術だけでなく精神的にも強くなれるよう頑張りたい」と意気込む。
中学・高校時代はバスケットボールなどを経験しているという上林さんは「格闘技を通じて体や心も強くし、おばあちゃんになっても元気に歩ける女性になりたい」と練習に熱が入っている。
女性2人を指導している高田支部長(53)は「2人とも一生懸命練習し道場の期待の星です。2人に続いて女性会員が増えてくれれば」と期待を寄せている。


