コロナ禍前まで回復し2万6074人 昨年度訪日外国人宿泊延人数

 宗谷総合振興局(商工労働観光課)は、昨年度の訪日外国人宿泊延べ人数をまとめた。
 前年度と比べ47・1%の8346人増え、2万6074人宿泊。円安の影響で道内への外国人観光客は増加傾向にあり、管内のインバウンド需要は回復しつつある。新型コロナウイルス感染拡大前の令和元年の2万6617人と比べ98%まで回復した。
 台湾が全体の33・8%の8819人(前年度対比55・4%増)と最も多く、2位以下は中国3524人(同2・3倍増)▽香港2890人(同39・2%増)▽アメリカ1494人(同7・7%減)▽韓国1412人(同28・1%増)。
 市町村別では、稚内市1万8177人(同52・1%増)、利尻富士町3769人(同54・9%増)、礼文町2698人(同45%増)、利尻町618人(同48・5%減)、豊富町424人(同192・7倍)など。
 6位以下の国別宿泊社数。
 ⑥シンガポール918人⑦タイ782人⑧オーストラリア659人⑨フランス610人⑩ドイツ402人⑪カナダ363人⑫マレーシア311人⑬イギリス289人⑭ベトナム172人⑮インドネシア140人⑯フィリピン136人⑰ロシア82人⑱インド60人など。