最新の酪農現場視察 加納副知事 ビッググリーン増幌訪れる

道の加納孝之副知事らが6日、ビッググリーン増幌を視察し、渡辺義範社長らが自動搾乳ロボットなど最新の酪農業について説明した。
視察には6日から稚内入りした加納副知事地域政策部の津久井地域づくり担当局長に加え、西岡宗谷総合振興局長らが参加した。
加納副知事らは、渡辺社長や丹治直樹場長から2700頭以上いる乳牛の搾乳や仔牛の世話などロボットで自動化されており、一日当たりおよそ36㌧の乳量を出荷していることなど説明。5棟ある牛舎はベトナムの特定技能生ら15人が管理し、ロボット搾乳などによる少人数での運営体制にも触れていた。
30分ほどの視察を終えた加納副知事は「7年間でここまでの規模の牛舎を作り上げるのは大変なこと。外国人実習生の雇用による共生や新しい酪農の形を道としてもPRし参考にしていきたい」と話していた。
このあと、市役所を訪れ、宗谷合同庁舎で管内首長との意見交換会を行った。
7日は猿払の水産加工場など視察した。


