「信頼して頂ける業務を」 平山稚内税務署長 抱負述べる

 稚内税務署長に着任した平山陽子氏(59)は「納税者の皆様の自発的な納税義務の履行を適正かつ円滑に実現できることが使命であり、信頼して頂けるよう業務を行いたい」などと抱負を語った。
 平山署長は由仁町出身。小樽商大卒業後、札幌国税局を振り出しに、荻窪税務署総務課長、東京国税局課税第一部国税訟務官など歴任。前任は東京国税局課税第一部主任国税訟務官。
 東京での業務が殆どで、故郷である北海道での勤務は28年ぶりとなる。稚内には初めての勤務で「2つの海と利尻などの離島や広大な自然の中で仕事を出来ることを嬉しく思います。食べ物が美味しく人が親切で居心地が良いです」と話していた。
 国税業務に関しては税に対する不服申し立てなどに携わる中、裁判などはDX化が進んでいることについて「民事裁判などがオンラインで行われることもあり、争点をパワーポイントなどで説明することもある。税制の複雑化により、分かりやすい説明が国税庁の使命であると改めて感じております」と語った。
 趣味は読書、美術館巡り、ランニング。「ピーテル・ブリューゲルの絵画「雪中の狩人」にカーリングが描かれていたこともあり、9月の日本代表選考会を楽しみにしております」と話していた。

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