「暮らしの手帖」から見える戦後 育英館大学 図書館で9月末まで開催

 育英館大学の図書館で「雑誌〝暮らしの手帖〟から見える戦後80年」と題した企画展が開かれている。9月末まで。
 終戦間もない1948年に「もう二度と戦争を起こさせないため一人ひとりの暮らしを大切にする世の中にしたい」と創刊された「暮らしの手帖」にスポットを当て、雑誌と共に戦後から現代までの歴史を辿ろうというもの。
 企画展では、終戦後の衣食住に役立つ情報が掲載された創刊号の復刻版から2003年までを中心に発行された200冊余りが展示され、当時の暮らしの移り変わりを見ることができるほか、戦後から現代までの出来事を振り返る年表が展示されている。
 司書の由利真代さんは「戦後と歩んでいる雑誌で、これまでのくらしを辿ってもらえたら」と話していた。