初めて演奏会開く 赤れんが通信所 B棟で問寒別室内楽団

 恵北の赤れんが通信所で13日、弦楽器愛好団体「問寒別室内楽団」の演奏会が開かれ、訪れた市民らは楽団の息の合ったハーモニーに魅了されていた。
 赤れんが一般公開2日目の13日、当初は外に用意したステージで行う予定だったが、風強くB棟内部に新たに設けられた展示スペースで演奏会が開かれ、見学者60人余りを前にバイオリン、コントラバスなど愛好者5人に加え、ゲストにドラマーの男性1人を迎え「ソーラン節」や「ジブリメドレー」など演奏し、アンコールの最後で「宗谷岬」に合わせ全員で合唱した。
 赤れんがでの演奏会は今回が初の試みで、施設を維持管理する稚内市歴史・まち研究会の会員は「今回演奏会もあってか、2日目の一般公開は110人余りが訪れ、過去最多の来場者だった。施設を知ってもらう機会にもなった」と話し、演奏を聴いた60代男性は「建物の雰囲気も合って良い演奏会だった」と感想を語っていた。

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