初夏のイベント満喫 女性ネット みなとコンサートに1500人

 2025WAKKANAIみなとコンサートが12日午後、北防波堤ドームで開かれ、市民や観光客の総勢1500人余りが団体の踊りや歌などの発表を楽しんだ。
 港町ならではのイベントとして、稚内のみなとを考える女性ネットワーク(栃木潤子会長)が主催し夏恒例となったコンサートは、エンジェルボイスによるオープニング合唱のあと、稚内フラシスターズや南中ソーラン連、ソウルサーチン、ザ・サンダースなど14団体が午後5時過ぎまで発表した。
 栃木会長は「毎年恒例のコンサートですが今年は趣向を凝らし、稚内の初夏に相応しいイベントになるよう頑張りました。たくさん来場いただき有り難う御座いました」と来場者に感謝していた。

「協賛事業にも多くの家族連れ 巡視船や働く車見学」

 みなとコンサートの協賛事業として、稚内海保は12日午後、ドーム横に停泊している巡視船「りしり」を一般公開した。
 操舵室や甲板などが公開され、親子連れがアザラシをモチーフにした海保マスコットキャラクター「うーみん」と記念撮影した。
 江丸和仁次長は「一般公開を通じて海保の役割を知っていただき海の事件事故の時は118番をお願いします」とPRしていた。 同じく協賛事業として、ドーム横で工事現場などで活躍する重機の見学会も開かれ、子どもたちが夢中になり体験乗車していた。