建設業で死亡事故発生 労基署管内5月労災 製造業、建設業で各5件
稚内労基署は、同署管内(天塩、遠別も)の5月に確認した労働災害発生状況をまとめた。
製造業5件、建設業5件、漁業1件、農業1件の12件発生し、休業1カ月以上の労災は8件あり、建設業では死亡事故もあった。
▽配水処理場の汚泥槽内の装置交換ため汚水槽内に入ったところ硫化水素中毒で死亡(建設業40代男性)更に救助しようとした40代男性も同中毒となった(休業6カ月間)▽1段目の足場に立ち2段目を解体中、足場から転落し、かかとを骨折(建設業60代男性2カ月)▽作業場の床を水で洗浄中、別の人がホースを跨ごうとしてつまずき転倒し右手首骨折(製造業70代女性2カ月)など。
5月末累計は34件(昨年同期41)。
▽製造業 9件(同5)▽建設業 9件(同4)▽その他の運輸2件(同1)▽漁業 5件(同3)▽商業 2件(同6)▽清掃業 2件(同1)▽畜産業 2件(同1)▽その他の事業 3件(同6)。

