悲惨な事実に生徒衝撃 新日本婦人の会 大谷高で原爆の絵展開く

新日本婦人の会稚内支部は9日、大谷高で広島の高校生が描いた原爆の絵展を開き、生徒たちが戦争などない平和な世界を願った。
婦人の会では、子どもたちが原爆の悲惨さを知る機会にと、昨年に続いて広島の基町高校美術部の生徒が、被爆した人たちから聞き取りし、当時の様子を描いた20作品を展示した。
立ったまま白骨になった遺体、被爆者で埋め尽くされた川など生々しい様子が描かれた作品を見た生徒たちは実際に起きた原爆の悲惨さに心を痛めていた。
2年生の中村優心君は「人が原形を止めないほどの悲惨な状況は心に迫るものがありました。平和な世の中を願いたいです」と話していた。


