リベンジ達成し優勝 中川天塩川大会 水切り少年の加藤幹太君

河原の石を川面に投げて、水の上を跳ねさせる水切りに熱中する南小4年生の加藤幹太君(9)が先週末、中川町で開かれた天塩川大会で優勝した。加藤君は「自信がありました。嬉しい」などと喜んでいた。
全国各地から実力者が参戦した道内では最大規模の大会「第11回天塩川de水切り北海道大会」は、一般からジュニア、女性の部など合わせて90人余りが参加した。川の中で待機した審査員2人が選手の水切り回数を得点にして争うルールで競技が行われ、ジュニアの部に参戦した加藤君は、1回の水切りが20回以上で57点を獲得し2位とは倍以上離す得点差で優勝した。
昨年の大会では準優勝し、今年はリベンジに燃えていた加藤君は「5月あった岐阜大会で優勝してから調子が上がっているので、優勝できたのは嬉しい」と胸を張った。
加藤君の得点は、水切り界で有名選手も参戦した一般の部でも4位相当の回数に達し、次回は9月にある栃木大会を目標にしており「一生懸命、練習して頑張りたい」と意欲を燃やしていた。
レディースの部に参戦した母親のこのみさん(38)も準優勝し「次は親子で優勝することが目標です」と話していた。


