プロの熱血指導受ける 滋賀レイクスの田原選手と江原選手招き

 プロバスケットボールBリーグで活躍する滋賀レイクス所属の田原隆徳選手(31)が21日午後、総合体育館で小中生を対象にバスケクリニック(教室)開き、参加した子ども達にプロの技を教えた。
 バスケを通じて夢や希望を持つことの大切さを伝えるため昨年からスタートさせた「TEE.project」というバスケ教室の2年目の取り組みとして、札幌大学時代に何度も合宿に来ていた稚内のバスケットボール協会との関わりが深いことから昨年に続き開いた教室には、市内の小学生クラブチームや枝幸中などのバスケ部員ら50人余りが参加した。
 サプライズゲストとして、同じチームメイトの江原信太朗選手も参加し、田原選手はドリブルの基本、シュートフォーム、上達するための練習の取り組み方などを指導。ドリブルに関し「ボールは強く弾いて、前をしっかり見てドリブルをして」などとアドバイス。参加した子どもたちに「何事にも失敗恐れずチャレンジしてほしい」などとエールを送っていた。
 田原選手と親交がある稚内地区バスケットボール協会常任理事の岩間史樹さんは「プロと接する事で技術を吸収し今後のレベルアップに繋げてほしい」などと期待を寄せていた。