宗谷の塩でレモンサワー セコマ 市との包括連携を縁に

 田上食品工業製造の宗谷の塩を原料に大手コンビニチェーン店「セイコーマート」を運営するセコマ(本社・札幌)が夏限定のアルコール飲料「Secoma 無糖 塩レモンサワー」(140円)を作った。販売を開始した23日、商品担当者が市役所を訪れ「すっきりした味わいで市民の方々に飲んでほしい」とPRしていた。
 令和5年7月に稚内市と包括連携協定を提携したセコマが地域の良質な原材料を活用した取り組みとして、昨年夏に宗谷の塩を原料にアイスを作り、今回は第2弾の商品を販売するとして23日午後、セイコーマート稚内地区事務所の岡田壮平所長ら3人が、工藤市長ら幹部職員の許を訪れ商品をPRした。
 今後も地域の素材を活かした商品を作っていきたいとした岡田所長は今回のレモンサワーに「無糖ではありますが、宗谷の塩のミネラル分をしっかり活かしたサワーになっています」と説明すると、工藤市長は「宗谷の塩を使って頂き、稚内のPRになります」と話していた。