三浦和人さん一日警察署長に 防災、テロ対策など啓発

 シンガーソングライターの三浦和人さんが23日、稚内署の一日警察署長を務め、キタカラなどで防災やテロ対策の街頭啓発を行った。
 稚内で20年以上もライブを行うなどして、今年9月でデビュー45周年を迎える三浦さんは、稚内署で横山署長から委嘱状を交付されたあと、キタカラと西條稚内店で街頭啓発を行った。
 キタカラでは、機動隊の装備品が展示され三浦さんが啓発グッズを配り、道警マスコットキャラクター「ほくとくん」と並んで敬礼などのポーズをするとファンは「かっこいい」と記念撮影していた。
 稚内で支えてくれる人からお願いされ一日警察署長を務めることになったという三浦さんは「不思議な気分ですが、制服に袖を通したことで厳粛な気持ちになりました。皆さんに気持ちが伝わるよう頑張りました」と話していた。
 西條では災害発生時などに使われる指揮官車両やパトカーが展示され、三浦さんが防災の大切さなど呼び掛けていた。