物価高是正、減税など訴える 川原田衆議と勝部参議の国政報告会

 川原田衆議と勝部賢志参議による国政報告会が31日、文化センターで開かれ、各々の活動や抱える課題などについて報告した。
 川原田衆議は、年金改正法案に関して与党と議論を重ねてきた結果、修正をしっかりできたことは成果であるとし「40、50代に安心できる年金が提供できるようになり、今後も課題に向け議論したい」、古古米が販売され特定の大規模事業者で1万㌧以上の取り扱いがある業者に限るなど都市部には流れるが、他の地域には運搬の手段が決まっていないことなど問題視し「格差の助長や不公平感を生む放出で備蓄米事業が終わるのではと思っており、米の値段が下がることにはならない」などのほか、政治とカネの問題などについても話していた。
 勝部参議は、食料品の消費税ゼロ、ガソリン減税について「車がないと生活できず公共交通機関も厳しい北海道から声を上げなければならない」などとし医療や介護に関して働き手の処遇を改善する必要があること、政治とカネにまつわる問題には「パーティー券購入や大企業による献金によって政治が歪められているということをもう一度思い返さなければならない」などと訴えていた。