宗観連が稚内空港ロビーにデジタルサイネージ設置

宗谷観光連盟は、1日から稚内空港ロビーに管内10市町村と天塩町の観光情報や交通情報など紹介するデジタルサイネージ(電子パネル広告)を設置した。
これまでは空港ロビー内一角に観光案内所を設け、観光繁忙期の6〜9月には東京直行便が到着する時刻に合わせて委託していた旅行会社のスタッフが観光案内など行っていたが、今年度からはDX化の一環としてデジタルサイネージを活用して観光案内することになった。
到着口向かいに50インチのタッチパネル式のデジタルサイネージが設けられ、空港フロアマップ、フェリー、JR、バス、タクシーなど交通情報、月ごとのイベント情報などに加え、各市町村の観光情報や観光パンフレットのページにアクセスするQRコードなどで情報発信する。
宗谷総合振興局(商工労働観光課)によると、東京直行便が増便する1日から本格稼働するとし、今後はデジタルサイネージにポップなど飾り付けで分かりやすくし、観光情報なども更新していく。
高田振興局商工労働観光課長は「旅行中に新たな観光地の魅力を見つけ幅広く管内を回るきっかけになっていただければ」と話していた。


