コメ問題ほか地域課題是正へ 共産党の畠山、宮内両氏来社

今年7月の参院選に立候補する予定の日本共産党の畠山和也氏(53)と宮内しおり氏(32)が28日、稚内プレス社を訪れ、代替財源がある消費税減税とコメ高騰問題を受けた農業と漁業の振興策など切々と述べた。
昨年10月の衆院選に立候補した畠山さんは7月の参院選で比例区(定数50)、宮内さんは道選挙区(同3)への立候補を予定している。
共産党候補としてこのところ定連化している畠山さんは自民党はもとより他の野党も批判し「遊説だけでなくSNSを駆使し臨み農漁村の方々が心配なく食べていける地域再生を目指したい」と話していた。
共産党の青年組織「民主同盟北海道委員会」の委員長を務めた宮内さんは以前、共産党から衆・参両院選に立候補した聡さんの長女で「大企業優先で米国の軍門に降る日本政府には苦々しい思いをしている。最低賃金は全国一律で時給1500円にしたい」と意気込む。
最後に畠山さんは「看護師不足で病床数を減らした市立稚内病院の実状を聞くに及んで医療過疎化をくい止め社会保障基盤を確固たるものにしていきたい」と話していた。


