担い手確保、防犯強化など 稚内建設協会 定期総会開き事業方針など策定

稚内建設協会は23日建設会館で定期総会を開き、昨年度収支決算を承認し、今年度事業計画など策定した。
委任状含め出席した37会員を前に、富田会長は資材価格の高騰、慢性的な人手不足などによる円滑な工事に不安を抱えている状況に触れ「今後も若い人たちに広く建設業やインフラの大切さを知ってもらい担い手確保に繋げることが重要」とし稚内署と建設協会で地域の安全安心に係る包括連携協定を締結したことに関しては「昨年協会員の事務所が盗難被害に遭ったことがあり、捜査の根幹の一つとなっている防犯カメラの設置を強くお願いしたい」などと挨拶した。
今年度事業計画として公共事業予算の確保と社会資本整備の推進▽防災・現在対策の推進▽担い手確保・育成の推進▽生産性向上等への対応▽防災協定等への対応▽技術力向上への対応などに取り組む。
総会前には永年勤続表彰が行われ、富田会長から11人(出席5人)に表彰状が手渡された。
役員は次のとおり。
▽名誉会長 藤田幸洋▽会長 富田伸司▽理事(相談役)安田最次▽副会長 石塚英資西森靖之、寺澤尚哉、丹羽幹典、佐藤国房、藤田隆明、中田有介、田中太一(新)▽常任監事 齋藤直哉▽監事飯﨑一志(新)、佐々木正和(新)。


