新会長に山田氏就任 文化協会 名士カラオケ歌謡祭協力など

稚内市文化協会は15日に開いた総会で役員改選し、副会長だった山田啓一氏(74)を新会長に選任した。6期12年間会長を務めた中川昇氏(86)は顧問になった。
らっこ俳句会代表を務める山田氏は令和3年4月から文化協会の副会長を務め、会長就任に「先輩たちの半世紀以上に亘る文化活動の推進に感謝し、引き継いだ文化を次の世代に伝えていくべく、関係者と協力しながら稚内の文化発展に取り組んでいきたい」と抱負を述べた。
俳句など文芸、茶道や詩吟、舞踊、書道、民謡など32団体が所属する文化協会の今後に関し「会員らの高齢化が進みサークルなど後継者がいない状況になっており、若い人たちに文化活動の楽しさを伝えていく取り組みをし会を盛り上げていきたい」と話していた。
今年の事業計画として文芸そうや刊行▽第64回市民文化祭の開催▽第64回稚内市総合芸能祭の開催▽実行委員会組織で開催の第44回稚内市名士カラオケ歌謡祭への協力などを決めた。
ほかの役員次のとおり。
▽顧問 上埜綾子▽副会長 阿部勇、田澤恵美子(理事長兼務)、藤間園美智▽監事 田名部邦子、山本豊。

