微量の灯油漏れ見付かる 勤労者会館 河川への流出は無し

勤労者会館外壁に設置されている配管が老朽化により腐食し微量の灯油が土壌に流出しているのが見付かった。施設横を流れるクサンル川や周辺への影響は無いが、会館1階の暖房器具が使えない状況にある。
勤労者会館によると24日午前8時頃、施設管理者が油臭に気付き施設非常階段下の外壁に設置されている配管から灯油が漏れているのを発見し、一階灯油配管を止栓。前日に灯油を補充しており、現状で満杯に近い2600㍑あったことを確認した。
その後、市の担当職員も現地で微量の油漏れを確認し、稚内消防署や宗谷総合振興局、稚内海保などが現地を調査した結果、クサンル川への油流出への影響は無かったことが分かり、油が付着した土の除去作業を行った。
25日朝からは前日に取り切れなかった土壌を重機で除去作業を行ったあと、配管の応急措置をした。
部品調達の関係で配管の復旧工事はGW明け以降になる予定。その間は1階の暖房器具が使えないことから1階でサークル活動をしている団体は暖房を使う際は別の部屋を使うようになる。
施設利用に関し勤労者会館(☎23―3643)に問い合わせるとよい。


