熟成勇知いも完成 山本建設 5月13日種イモ植栽

声問にある自然冷熱利用貯蔵庫で低温熟成してきた勇知いもの出荷時期を迎え、山本建設(菊池工会長)から関係機関などに「甘みが増したイモができました」と、きたあかりなど20㌔分寄贈された。
収穫した昨年11月から室温0度前後の貯蔵庫で保管し5カ月余り熟成させたことで通常5度前後のイモの糖度は倍以上の12~13度まで甘くなり、今年はこれまでに市内の菓子店などに出荷している。
昨秋までのに天候不順などで収穫されたものは小さめのイモが大半を占めたが、菊池会長は「型は小さいですが、低温保存したことで糖度が高いイモができました」と出来映えに満足していた。
山本建設を中心とした勇知地区に於ける今季2年目のジャガイモ栽培プロジェクトは5月中旬から始まる。稚高、大谷高、養護学校、南ロータリークラブ、わっかない勇知いも研究会、稚内信金が参加し5月13日北武建設の1800平方㍍の畑で種イモも倍のキタアカリ200㌔、メークイン200㌔の計400㌔の種イモを植える。
2年目に向け、菊池会長と大森薫社長は「勇知いもの価値を栽培を通じ生徒同士の交流を大切にしていただければ」と期待を寄せている。


