春の清々しさ広がる 稚内地方 コンブ干しや渡り鳥

 青空が広がった18日朝から清々しい日差しが注いだ稚内地方は前浜で漂着コンブの天日干し、大沼近くの牧草地に出来た水溜りにはハクチョウなど渡り鳥が羽根を休め春の光景が広がっていた。
 冷たい北風が吹いた影響で18日午前9時過ぎの気温は開運で6・9度、声問5・9度と平年よりやや低かったものの、日差しがあり暖かく感じた。
 前日まで海がシケたことで前浜には大量のコンブが漂着。宝来や声問などでコンブの乾燥風景が見られた。
 春先は雪融けに水により牧草地帯に池のような水溜りを見ることが出来る。大沼バードハウスに向かう市道左側の牧草地には雪融け水と前日朝まで降った雨により100㍍もある大きな水溜りができ50羽近いハクチョウやマガンなどが羽を休めていた。