メープルシロップ販売 斉藤さん 今月下旬からネットで200本

坂の下にある実家の裏山に育つイタヤカエデから樹液を採取しメープルシロップを作るインターネットデザイナーの斉藤嘉仁さん(41)=緑5=が、今月下旬から自身のネットサイトで商品化した「坂の下メープルシロップ」を(1本50㍉㍑・2430円)販売する。後日、インスタグラムで販売開始を告知し「自然の恵みを味わってほしい」とPRしている。
メープルシロップを一般販売し2年目になる今季は、2月下旬から100本のカエデの木から920㍑の樹液(シロップになる量はその60分の1)を採取し、作業と並行して実家裏に建てたメープルシロップ加工場「シュガーシャック(砂糖小屋)」で採取した樹液を煮詰め、シロップの原液を14㍑を作った。
ネット販売に向けて16日、友人の武重謙さん・美亜さん夫妻が経営するゲストハウスモシリパの厨房でシロップの瓶詰め作業が行われた。80度以上で数分間熱処理を行い、1本当たり50㍉㍑の量が入ったシロップを200本ほど作った。今後、自宅で瓶にラベルを張って完成させる。
昨年(50本)より多い数量を確保できたという斉藤さんは「稚内で採れるメープルは、本場カナダに匹敵する糖度があり、品質が良い。沢山の方に味わってほしい」と話していた。
インスタグラムのQRコードからアクセスし、販売開始の際には告知する。



