ベトナム料理を提供 地域食堂 フオンさんらが調理
南地区活動拠点センターで5日午後、稚内市で国際交流員(CIR)として働くベトナム人女性フオンさん(26)らが調理したベトナム料理が家族連れら市民に振る舞われた。
今年度1回目の地域食堂「ふらっと」とのコラボ企画として、フオンさんは猿払のCIR職員やベトナム人の友人、ふらっと実行委員メンバーと一緒に祖国の味を再現したココナッツミルクなどを材料にした「おこわ」と特別なチリソースなどで食べる「揚げ春巻き」を調理した。
食堂が開設する正午前から続々と親子連れが訪れ、用意された30席は満席に。初めてのベトナム料理に小学6年生の男の子は「おこわと春巻きが美味しかったです」と喜んでいた。
100人余りが来場し盛況だったことに、フオンさんは「沢山の方々が来て頂き嬉しかった。次は別の形でベトナム料理講座を開けたら」、地域食堂代表の岡田哲哉さんは「フオンさんとコラボさせて頂き、地域食堂を知ってもらう良い機会になりました。また何か違う事をやりたい」と夫々話していた。