駄菓子コーナー人気 港のゆ ハンドメイド作家の伊藤さん開設

 ハンドメイド作家として活躍する伊藤奈々さん(41)が、副港市場2階の温泉施設「港のゆ」内に開設する駄菓子コーナーが利用客に人気を博している。伊藤さんは「温泉に入った後、親子で会話しながら好きな駄菓子を買う時間を楽しんでほしい」とPRしている。
 2年ほど前に港のゆを再オープンさせた指定管理者のフィル&スマイル(札幌市豊平区)からオープンして直ぐに「市民の楽しめる場所を」との打診を受け、伊藤さんは最初自身で作ったアクセリーなどを施設内のフリースペースで販売していたが、昨年夏から「親子が楽しめる場」にしたいとして駄菓子コーナーに変えた。
 「ちゃんなな」と名付けた駄菓子コーナは温泉施設と同じ午前10時〜午後10時まで営業し、関東などの専門業者から仕入れ、子どものお小遣いで買える1品数十円〜400円台までの40品ほど揃えている。会計は温泉施設の受け付けで支払う。
 週2回ほどは納品作業をし、希望する駄菓子あれば自身のインスタグラムで受け付けているという伊藤さんは「自分が小学生など小さい時は、駄菓子を買いに行くの楽しかった。温泉に入った後に親子で仲良く話しながら自分好みの駄菓子を見つけてほしい」と話していた。
 駄菓子をプレゼント用に包装してブーケ風でも販売しており、インスタグラムで受け付けている。(武田誠司)