花いちもんめに外国人 特定技能 インドネシア人のサイドさん
回転寿司チェーン店「花いちもんめ」稚内店に、開業して初めて特定技能制度で外国人を採用した。インドネシア人のサイドさん(21)は「元気で楽しく働きたい」などと張り切っている。
来日する前、祖国でインドネシア料理を提供するレストランで働いてたサイドさんは将来、通訳の仕事に就く夢を持つ。日本語などを学ぶため特定技能の飲食部門で5年間のビザを取得し、今月7日空路で新千歳から北海道入りし稚内に来た。来市して1週間ほどが経ち、春めいて天候になっていたが「稚内は寒いです」と寒さを体感している。
店では最初、ホール回りを担当する。お客さんへの案内や配膳などを主な仕事にし、接客業は好きな方だというサイドさんは「色々勉強し通訳になるため頑張りたい」と話し、指導する金子美樹さんは「元気に楽しく仕事を頑張ってほしいです」と温かく見守っている。
稚内市によると、外国人実習生などの中でベトナム、中国に続いてインドネシア人は3番目に多く140人余りが市内にいる。市内の加工場でもインドネシア人が働いており、サイドさんは「何回か会って話しました。交流しプライベートも楽しみたい」と話していた。