声問川での解氷進む 

 平年より暖かい日が続き、声問川で冬の間川を覆っていた氷が融けて海へ流れる解氷が一気に進み、春の訪れを告げている。
 週明け10日以降、稚内の最高気温は5〜6度と平年より4度ほど高かったことで川の解氷が進み、白鳥橋付近から融けた氷が、川の流れで下流や河口近くの海に点在している。10㍍以上の氷の塊が海へと流れ、氷の上ではカモメなどが羽を休めていた。
 気温上昇で声問川下流は雪融け水が増え、川近くの住民は「水位が上がり、流れが速くなっている」と話していた。