沖縄、東京などからも参加 冬季オンガス 早めのPR大切か

 わっかない観光活性化促進協議会が2月に実施した散策しながら食や自然などを楽しむ第5回ONSEN・ガストロノミーウォーキング(オンガス)in日本のてっぺん冬の稚内3回に観光客や市民ら68人か参加。事務局の稚内観光協会は「初めての冬のオンガスでしたが、天候にも恵まれ参加者から好評の声が多かった」としている。
 一昨年の第4回までは秋の時期に稚内公園などをコースに開催してきたオンガスだが、今季は初めて冬の時期に開催し、1日の1回目19人、8日の2回目24人、15日の3回目25人が参加し、道外からは沖縄、千葉、神奈川、東京などから申し込みがあった。
 キタカラでの開会式あと、バスで移動した大沼で先ずテントサウナの休憩スペースに使用されているドームテント内で鹿肉のローストを食べた。続きポラリス・ネイチャーガイズ・コンサルタンツ代表の嶋崎暁啓さんをガイドに参加者はスノーシューで沼沿いや氷上など約1㌔を散策し、雪上車体験後にバスで市内に戻ったあとは、希望する飲食店4店で海鮮丼などを食べ温泉に入った。
 参加者からは「食事が美味しかった」「冬の大沼の散策は楽しかった」「料金も安く、コースのメニューも良かった」などと概ね好評だった。
 ガイドを担当した嶋崎さんは「冬の開催は天候などのリスクもありますが、テントサウナやスノーシュー、雪上車という組み合わせは、ほかにない稚内らしいオンガスでした。今後に向けては「食や体験の魅力が一層伝わるような紹介のほか来年には友達も誘って参加したいという方もいたので早い時期からのPRが大切。今後人気が高まっていくよう期待したい」と話していた。