サロベツの自然との関わり展 樺太記念館で疋田さん

 利尻礼文サロベツ国立公園パークボランティアの会稚内部会長を務める疋田英子さん(81)のパネル展「サロベツの自然との関わり」が、稚内市樺太記念館で開かれている。30日まで。
 宗谷管内巡回展利尻礼文サロベツ国立公園指定50周年記念「宗谷地方の自然公園」、疋田さんが1月に講師を務めた稚内学と連携し稚内市樺太記念館企画展として開かれているもので、疋田さんが、国立公園で美化活動や解説などパークボランティア活動の取り組みやハマナス、エゾカンゾウなどの花、コヨシキリ、ノビタキなど国立公園に生息する野鳥の写真などを展示している。
 パネル展では、疋田さんが36年目を迎えるボランティア活動の中で行ってきた、自生する植物のほかに外来種の駆除、希少植物エゾタンポポの保護活動、観察会などの紹介ほか植物と美しい利尻山の写真など24点が展示されている。
 8日午前10時からと午前11時からの2回、疋田さんのミュージアムトークが行われる。入場無料。