週末雑感
先週はパスしているので2週間ぶりの小欄となるが、この間、世界も日本も情勢が変わり、ウクライナ、パレスチナ自治区とも和平に向け次の段階に入り少数与党で懸念された日本の新年度予算案も維新を抱き込み成立することに。
自民党旧派閥の裏金問題で旧安部派の金庫番が名指しせずとも下山元文科大臣に言われキックバックを再開したことを国会予算委の尋問に答える。政治家というのは自分の都合のいいように有耶無耶にし自己保身を図ろうとする。国会議員定数の削減、歳費カットも俎上に載せようとせず既得権のように自らを裁いてしまう。これだもの日本の政治が良くならないわけである。
米国カリフォルニアでもあった山林火災が岩手県大船渡市でも。1200㌶焼き鎮火しないというのだから14年前の東日本大震災のよう破滅的なことに。小雨で乾燥状態が続いていた事による惨事で被害者の中には大震災で失った住宅を再び焼失した人も。地震に大雨の能登もそうだが、神の所業は容赦ない。政治家をいたぶればいいのに善良な市民をいたぶるとは神無きに等しい。
北の果て稚内はとりたてて変化はないものの、新庁舎、小中一貫校舎が建設されるを尻目に我々世代にとって懐かしいと言うのか歴史の数々が刻み込まれた宝来の稚内市体育館が今秋には用なしとなり解体されることに。浜森市政時代に建設され選挙の開票会場になった体育館だが、建てた浜森氏が市長選に敗退する舞台になったのは皮肉ともいえ32年続こうとも敗れる日がある事を教えてくれた。


