学び舎を巣立つ 卒業式 稚内高、大谷高で255人

卒業証書を受け取る稚高の卒業生

大谷高の第60回卒業式
稚内、大谷両高校で1日、卒業式が行われ255人が思い出の詰まった学舎を万感の思いで巣立った。
稚高の第77回普通科・商業科・衛生看護科卒業式並びに第31回専攻科看護科修了式は父母や来賓らが見守るなか行われ、普通科99人商業科21人、衛生看護科17人、専攻科看護科23人が会場に入場した。
担任教諭から卒業生の名前が呼ばれ、各クラスの代表生徒に卒業証書、修了生に修了証書を手渡した矢橋佳之校長は「皆さんは3年間、5年間で大きく成長してくれました。皆さんは間違いなく宗谷で育った宝。その誇りを胸に自らの可能性を信じ、挑戦を続けてください」などと式辞、白川哲也PTA会長が祝辞を述べた。在校生の送辞に対し卒業生を代表し村上結菜さん、修了生代表し吉本倫さんが答辞を述べた。
被表彰者次の通り。
▽御下賜金記念優良卒業者選奨 本田凜▽産業教育振興中央会長賞 熊谷心那▽全国商業高等学校長協会・卒業生成績優秀者表彰 新井駿矢▽稚内商工会議所会頭賞 伊藤那由多▽全国看護高等学校長協会賞 吉本倫▽普通科特別表彰 楡未帆。
午後5時半から行われる定時制卒業式では4年生8人、3年生で卒業資格を得た5人が卒業する。
大谷高の第60回卒業式では95人が学び舎に別れを告げた。
父母や来賓に見守られ入場した生徒たちは供花、焼香など行ったあと、平岡校長から一人ひとりに卒業証書が手渡された。
平岡校長は「文理専攻、地域探求の第1期生の卒業生95名の皆さん卒業おめでとうございます。一歩を踏み出し現代社会では挫折や自信をなくすこともあると思いますが、3年間の活動で培った生きる力を発揮してください」などと式辞を述べ吉田幸麿理事長が「数多くの困難を乗り越え困ったときは周りの人に相談し頑張って頂きたい」などと挨拶した。
続いて木越渉真宗大谷派宗務総長、工藤市長、中田麻美PTA会長が祝辞を述べ、在校生代表の川口あやのさんの送辞に対し、小川乃愛さんが答辞を述べた。
被表彰者次の通り。
▽真宗大谷派本山賞 野村未憂▽校長賞 吉﨑夢希▽市長賞 白幡健悟▽私中高連会長賞 上木美亜▽皆勤賞 小葉松駆、福島朱流


