温かく見守ること大切 東小で認知症キッズサポーター講座

 市(長寿あんしん課)は26、27の両日、東小で5年生を対象に認知症キッズサポーター養成講座を開き、児童たちは認知症への理解を深めた。
 子どもの頃から認知症への理解を深めることで思いやりの心を育み、認知症になっても安心して暮らせる街づくりを目指し行われているもので、これまでに小学生1612人、中学生319人が受講ている。
 児童たちは、市の社会福祉士から稚内市には100歳以上のお年寄りが15人(昨年9月末)おり、65歳以上の高齢者が全人口の34・9%と高齢化が進んでいるとした。
 このあと、車椅子の動かし方、体の不自由なお年寄りを体験できる教材を通して大変さなど体感し、認知症の人を温かい目で見守ることがサポーターの役目であることなど学んでいた。