小玉さんの豆味噌作り モシリパ コーヒー飲み椅子座禅も

小玉さんの豆味噌作り教室

椅子座禅するフランス人夫婦
ゲストハウス・モシリパで26日、僧侶として働き富士見地区でコーヒー焙煎店を営む小玉道晃さん(43)による豆味噌作り教室が開かれ、参加した主婦や外国人らが味噌作りの工程を教わった。
小玉さんは北海道では馴染みがない愛知や岐阜などで製造されている豆味噌を自宅で作っており、その味に惚れ込んだモシリパの女将・武重美亜さんが企画したもので、主婦や宿に泊まっているフランス人夫婦ら10人が参加した。
事前に小玉さんが用意した大豆を材料に、参加者は豆麹や塩などを混ぜて真空パックで3㌔分の豆味噌の元を作った。発酵など必要のため2年後の完成となるが、参加者からは「2年後の完成が楽しみ」との声が。
1年間かけ日本中を旅しているフランス人夫婦は日本の伝統食の味噌に「とても美味しく、繊細な味」と関心を寄せ、母国で発酵食品を研究している妻は「とても勉強になり、皆さんと一緒に味噌作りを学び楽しかった」と喜んでいた。
小玉さんは「自分が作っている味噌に皆さんが興味を持って頂き講師を務めて楽しかった」と話していた。
小玉さんが淹れたコーヒーを飲んだあとには椅子の座禅会も開かれ、参加者は心と体をリフレッシュさせていた。


