新春茶事で精進誓う 茶道宗徧流で初釜の催し

 茶道宗徧流の初釜が中央4、林宗務宅で営まれ、お弟子さん8人は今年の茶道の精進を誓った。
 初座の床には高砂図の軸が掛けられるなど新春らしさが演出されるなか、炭点前があり懐石料理に舌鼓を打った。
 中立後の後座の床に今年の勅題「夢」の軸が掛けられ脇床には福袋が飾られ林宗務によって濃茶と薄茶のお点前があった。
 百年たとうかという年代物の道具に触れては礼節を弁えた会話で歓談し初釜の一時を過ごしていた。