321人の門出を祝う 市など主催 12日二十歳の集い催す

 市など主催の二十歳の集いが12日、文化センターで開かれ、今年3月末までに20歳を迎え321人の門出を祝った。
 集いには対象者321人のうち、250人が出席した。
 集いの開催を前に、稚内海峡太鼓保存会の演奏、南中ソーラン連演舞のオープニングがあり、国歌斉唱、市民憲章の唱和に続き、工藤市長は「出会ってきた大勢の人に感謝し、仲間や家族と皆さんが過ごした20年を振り返る一日にして欲しい。若さと情熱がこの街の未来を切り開く重要な鍵であり、感性溢れる街づくりに関心を持ってもらいたい」などと式辞を述べた。
 続いて鈴木市議会議長が「一人と社会人としての自覚と責任を持ち、社会を育てつくり育てる立場として何が出来るのか考え行動してくれると期待しております」などと述べたあと、萬尾陽愛さんが「たくさんの人達に支えられてきた。お世話になった方々にいつもは言えないありがとうを伝える良い機会。二十歳を迎え、大人として責任ある行動をとり信頼される人間になり、お世話になった方に恩返しをしたい」などと感謝の言葉を述べた。
 集い終了後、恩師からのビデオメッセージやステージ上で記念撮影を楽しんでいた。