冬の稚内公園の魅力発信 武重さんと友人 スノーシューで歩く
「冬の稚内公園の楽しさを多くの人達に伝えたい」として、ゲストハウスモシリパ(中央2)女将・武重美亜さん(39)さんを中心とした稚内愛が強いメンバー4人が、スノーシューで雪深い公園コースを歩いた。散策動画をSNSにアップしたメンバーは「街が一望できる稚内公園の魅力を堪能してもらえれば」と発信している。
今冬から初めて冬季営業も始めたモシリパは、宿泊プランの中の観光アクティビティとして、中央地区からアクセスが良い稚内公園でのスノーシューツアーを旅行者向けに作ったが、武重さんの友人女性が「公園を歩いてみたい」と言ったことを切っ掛けに、富士見でさいほく珈琲を営む小玉道晃さん、映像制作の仕事をする友人男性が集い、本紙記者も同行し今月9日に稚内公園コースを歩いた。
北門神社をスタートし公園道路を登り氷雪の門がある場所で小玉さんのコーヒーでひと休みしたあと、折り返して2時間ほど歩いた。
茨城県出身の武重さん以外の稚内生まれの3人は30~40代とあって稚内公園への思い入れが強く散策中に「ロープウェイがあった時は良く公園にスキーに行った」「歩いて公園まで上がって遊んだ」などと会話を弾ませながら散策していた。
ゲストハウスをオープンして6年目になる武重さんは道外出身者の目線で「丘陵の形となっている稚内公園からの街並みは最高で風も気持ちがいい。冬にスノーシューで歩く楽しさ、歴史を感じさせるモニュメントがあり魅力が沢山ある」と話し、観光価値として「今やっていることは種植えのように少しずつ観光客に広めて、この先の未来に広まっていくようにしたい」と張り切っている。