食品スーパー大混雑 どこもかしこも人だらけ

 今年もあと残すところ2日となり、年の瀬の市内スーパーは正月に欠かせない食材など買い求める人で混雑している。
 28日以降、鮮魚、青果、惣菜など正月用食品を販売している生鮮市場稚内店では30日、開店の午前9時のオープンから混雑し来店客が30、31日限定のおせちや食材を買い求め大晦日に備えていた。
 買い物を終えた70代男性は「コロナが治りつつあり上向いた年だったが、物価が高い。来年は物価が下がり健康で過ごせるよう願いたい」、60代女性は「なんだかんだ忙しい一年でした。来年は自分含め皆が健康で元気に過ごせることを願っています」と来年への期待を込めて話していた。
 値上げラッシュでメーカーと商品の交渉などに追われたと振り返る小新俊明社長は「従業員総出で寿司やオードブルを使っており、精肉なども良い品が入荷しております。美味しいものを食べて新年を迎えてもらえるよう頑張りたい」とひと踏ん張りしようと気を引き締めていた。