中本さんの指導で競書会 声問小児童10人参加

 24日、声問小で書き初め競書会が開かれ、児童たちが市内の書道家中本青岳さんから筆の走らせ方などアドバイスを受けていた。
 同校では、数年前に市内小学生を中心に行われてきた宗谷管内書道展が終了して以降も中本さんを講師に招いた書き初め競書会を続けている。
 今回の競書会には、児童10人が参加し、中本さんから「自分の思いを筆に託し、元気に力強く書くとよい」などとアドバイスを受け2年生「ふで」、4年生「大地」、5年生「未来」、6年生「友情」の課題字句を和紙いっぱいに筆を走らせていた。
 6年生の奈良恋佳さんは「先生の字が上手なのには毎回びっくりしています。少しずつ上手になり褒めてもらえるのが嬉しい」と話していた。
 5年以上、声問小で講師をしている中本さんは「競書会をしているのは声問小だけで最後の砦。書に触れてくれる子どもたちがいるだけで嬉しく今後も指導を続けて行きたい」と話していた。
 作品は3学期が始まる来年1月15日から校内に展示される。