児童の安全に配慮 給食セン ター前の 歩行者青信号の時間を延長
稚内署、市教委などは23日、給食センター前の国道40号交差点にある歩行者信号機の青信号の延長に伴う効果を検証。児童たちが安全に横断歩道を渡れることを確認した。
市、稚内署、道路管理者などで構成される通学路安全推進会議が10月に通学路点検を行った際、交差点を利用する東小低学年の児童が道路幅が20㍍以上ある横断歩道を時間内に渡り切れないことがあった。
これを受け、稚内署では12日から青色灯の点灯を5秒延長し27秒に、点滅も2秒延長し13秒にした。
23日の検証では、東小児童の下校に合わせ稚内署の警察官らが児童たちが横断歩道を時間内に渡り切るのを確認していた。
東小の先生は「児童たちが横断歩道を安全に渡れるのでありがたい」と話し、稚内署の高木交通課長は「児童たちの登下校の安全確保に繋がれば」と話していた。