50年以上前の写真も展示 赤れんが通信所B棟

 恵北の稚内赤れんが通信所で今年夏までに壁などの改修を終えたB棟内に、50年以上前に通信所などを撮影した貴重な写真が飾られ先週末にあった平和祈念の灯りでお披露目された。
 展示スペースとなるよう改修を終えたB棟内には、藤建設の日向寺和裕営業部長が製作した赤れんがの模型が展示されているが、今月8日にあった平和祈念の灯りに合わせて、昭和44年8月にB棟の望楼から撮影されたA棟など3枚のモノクロ写真貼り合わせて作ったパノラマ写真が展示された。
 国境写真家の斉藤マサヨシさんが撮影した赤れんがの写真も飾られている。
 次回見れるのは来年3月にある堅雪散策会の時だが、稚内市歴史・まち研究会は「展示スペースとして20人ほどが座れるスペースを確保できるので今後、歴史を学ぶ稚内学や上映会などでも活用していきたい」としている。