利尻富士百景展開催 国立公園50周年記念し斉藤さん
利尻礼文サロベツ国立公園指定50周年事業として、写真家の斉藤マサヨシさんによる利尻富士百景展が12月末まで副港市場の港ギャラリーで開かれている。
環境省稚内自然保護官事務所などが主催した巡回展として6月から利尻、礼文などで開催し、最終の稚内会場では、利尻礼文サロベツ国立公園のシンボルとなっている利尻富士の四季を通じた作品20点余りが展示されている。
日本海に流れてきた流氷と利尻富士、けあらしが発生した早朝に撮影した利尻富士など斉藤さんのこだわりのある作品が訪れた人の目を惹きつけている。
斉藤さんは「海に立つ日本百名山の利尻岳、その秀麗な姿、四季折々に見せてくれる優美な景色が利尻富士の魅力。この美しい自然を稚内の人は誇りに思ってほしい」などと思いを語っていた。