パナソニック剣道部から文武両道など学ぶ 稚内剣道連盟70周年記念講習会

 稚内剣道連盟創立70周年を記念した青少年剣道講習会が16日、育英館大学屋体で開かれ宗谷など4地域から集まった剣士たちが日本屈指の実力を持つパナソニック剣道部(大阪)の指導を受けた。
 講習会には宗谷はじめ、留萌、上川、オホーツク管内の剣士や関係者100人が参加しパナソニック剣道部の勝見健太監督、部員の川崎陽也、足立翔太、桑水流愛香、濱田裕佳さんを講師に招き基本と応用の指導など行われた。
 参加者を前に、稚内剣道連盟の鈴木聡会長が「社会人の剣道団体としては1、2位を争う団体から5人の先生が駆け付けてくれました。滅多にない機会なので一つでも成長し、有意義な講習会にしてください」などと挨拶した。
 パナソニック剣道部の5人から剣道は人間形成の手段の一つであり「心」「技」「体」で精神力や考察力を磨くこと、文武両道の精神が大切であることなど教えられた。
 このあと、準備運動を終えた剣士たちは、裂ぱくの気合いで竹刀を振り、基礎練習や応用練習など招待選手に教わり稽古に取り組んでいた。