柔道で国際交流 てっぺん柔道の少年達 英国人らの指導受ける

 稚内柔道スポーツ少年団「てっぺん柔道」の小中学生が、国内外のマスターズ大会などで活躍する選手2人の指導を受け、練習を通じて国際交流をした。
 看護関係の講演で旭川に来ていた女子柔道推進委員の静岡県立大学看護学部の竹熊・カツマタ・麻子教授(58)とパートナーの英国人で英国柔道6段を持ち世界的なマスターズ大会で金メダルを獲得しているジョン・レイモンド・タッカーさん(63)の2人が「旭川まで来たので、最北稚内の柔道の子ども達と交流したい」と思いたち今回の特別稽古が実現したもので、少年団に所属する小学1年生〜中学3年生までの15人が参加した。
 先週末、みどりスポーツパークの武道場で行われ、ジョンさんとの稽古では英会話での自己紹介から始まり、英国での練習方法やトレーニング、柔道への姿勢などを教わった。
 今回の特別稽古は、少年団の指導者がコロナ禍中に柔道の全国的なWEB会議で竹熊さんと知り合ったことが縁で実現した。
 三上雅人代表は「国際交流しながらの日頃味わうことの出来ない素敵な稽古になりました。英語での会話など子ども達にとって良い経験になりました」などと来市した2人に感謝していた。