宗谷中生徒に海事講座 道運輸局旭川運輸支局

 北海道運輸局旭川運輸支局(稚内庁舎)は1日午後、ハートランドフェリーで中学生を対象に海事講座を開き生徒たちはフェリー見学を通じて海の仕事に理解を深めた。
 海運業を支える内航船員の高齢化が進み、将来的に船員不足が懸念されることから内航船員確保推進事業として実施した講座には宗谷中の生徒11人と教員2人が参加した。
 ハートランドフェリー船員の案内で最大550人が乗船可能な「アマポーラ宗谷」(4265㌧)の甲板や客室、操舵室などを生徒たちは見学した。合羽井旭川運輸支局次長は「船の大きさなどを感じて船に関わる仕事に興味を持ってもらい将来の選択肢に考えてもらえれば」と話していた。