サケ料理作り交流 稚内漁協女性部 声問小でふるさと食講座

 稚内漁協女性部(長田谷幸子部長)は31日声問小で〝ふるさとの食〟講座を開き、児童たちが鮭のちゃんちゃん焼きなど調理した。
 女性部では、子どもたちに魚を沢山食べてもらい、地域の産業を知ってもらおうと、これまでに10回近く講座を開いているが、コロナ禍で一時中断するなどし令和2年以来、5年ぶりに開かれた。
 全校児童11人は、長田谷さんら女性部6人の鮭を捌く様子など見学したあと、鮭のちゃんちゃん焼き、鮭の竜田揚げ、鮭フライ、あら汁、ホタテご飯などの調理に挑んでいた。
 昼食を一緒に摂った児童たちは、地場産の鮭がふんだんに使われた料理に舌鼓を打ち浜のお母さんたちとの交流を楽しんでいた。
 2年生の箱田和果菜さんは「ふるさとの食に初めて参加できて楽しかったです」と話し長田谷部長は「魚をたくさん食べてもらい、大人になってからもこの事を思い出してもらえたら」と話していた。