地元就職期して YEG、市など主催し 中学1年対象にジョブフェア

 将来的な地元就職に繋げようという中学生向けの地元企業説明会「わかる働く未来へつなぐジョブフェア2024」が29日午後総合体育館で開かれ、生徒たちが地元企業の説明を聞き、将来の職業選択の参考にしていた。
 人口減少や労働力不足などの地域課題を踏まえ、稚内商工会議所青年部(YEG)、稚内市などが主催した説明会には、市内6中学校から195人の1年生が参加した。
 開会式で市の北浜建設産業部長が「地元にある企業の担当者から直接話しを聞き、将来の進路の参考にして頂きたい。将来は稚内で働くという事を考えて頂き、街を元気にする一役を担う事を期待しています」などと挨拶したあと、生徒たちは午後1時から2時間ほど会場内に設けられた建設、電気、土木など45企業のブースを回って、担当者から仕事内容などの説明を受けていた。
 企業の担当者は「今はどこの企業も人手不足で大変な状況。少しでも地元にある企業を知ってもらい、将来は稚内で働いてほしい」と話していた。