時の話題 「奉仕団体」
ロータリー、ライオンズなど奉仕団体も会員減少に悩んでいる。
28日の南RC例会で吉田会長が挨拶し述べたもので、その減少幅はこの20年間で約30%にも及ぶそうで「暇そうなおじさんが集まる団体」への世評は結構あるやに聞く。
入会し1年以内に辞める会員も少なくなく「期待したほどの活動がない」「リーダー(会長のことか)に不満」などが理由のようだが、筆者に言わせれば奉仕団体の活動に期待するのは無理があり、好き嫌いがある人間集団において理想のリーダーを望む自体がおかしい。
普段の社会経済活動同様、他人に多くを望まないことが肝要か。
筆者は南RC入会の挨拶で「元々、奉仕に最も縁遠い人間で言ってみればロータリアンにはなれないだろうが努力して行きたい」と述べた。自分で言うのもおかしいが、正にらしくない人間なのです。
クラブに入れば経営上得することがあるのは妄想に近く、〝おじさん会員〟宜しく会員同士、親睦を深めればいいわけであり、それ以上・以下でもない。
入会し1年経ち思うのは会員皆、奉仕福祉活動だけでなく全道的な交流大会に率先して参加し社会的視野を広めているということであり、筆者なんぞは爪の垢を煎じて飲むような気持ちで諸先輩の活動の様子に敬服している。
ロータリーに入会しているからと言って会社の経営状況は決して余裕のあるものではないものの、会員の皆さんに見習わなければならぬことが多々ある。
奉仕を推進する共同団体であり長く入っていると価値が出るのでは思っている。