女性議連 市長に要望 佐伯教育長分含め33項目
稚内市議会女性議員連盟(佐藤由加里代表)は15日午後、来年度の予算編成に向けて工藤市長に23項目、佐伯教育長に対し10項目を要望した。
佐藤代表は議員活動で取り上げ、女性という視点で会派を超えて所属する5人の女性議員の総意として工藤市長に対し▽福祉灯油▽▽がん患者への支援▽窓口対応▽予防接種への助成▽公共交通網▽子ども・子育て支援▽学校給食など。佐伯教育長には▽学童保育所▽ヤングケアラーの実態調査▽就学援助制度▽教育行政などを要望した。
要望書を手渡したあとの懇談で、佐藤代表の「給食費については段階的に拡充していますが、子育て世帯のためいち早く完全無償化、子育て世代の施策を行って頂きたい。今回の要望を前向きにとらえて頂きたい」との要望に対し、工藤市長は「皆さんが暮らしやすい街を作るというのが私自身の考え方なので、健全な財政運営を維持しながら様々なことを検討し政策を行っています。皆さんの要望を参考に取り組んでいきたい」と答え、佐伯教育長は「皆さんの要望内容は教育委員会としてどれも大事なものと思っています。必要なものは優先順位を付けて出来ることはやっていきたい」と答えていた。