冬の使者ハクチョウ飛来 大沼 7日午前中に3羽
声問の大沼に、シベリアからの冬の使者ハクチョウが飛来した。長旅の疲れを癒すように沼で羽根を休めている。
今秋は昨年と同じ7日に飛来した。午前9時前、大沼バードハウスのスタッフが出勤した時、岸から100㍍先の沼で先発隊の2羽が確認され、1時間後に北の方から更に1羽が飛来し、午前中は3羽が羽根を休めていた。
飛来して間もなく警戒心が強い先発隊は人が近付くと岸から離れたり、飛んで対岸に移動したりして羽根を休めている。
大沼バードハウス指定管理者のSEAS(シーモア運営会社)はカモなどの飛来が増えてきた先週に渡り鳥と人が接触しないよう防護ネットを取り付けた=写真=。
渡り鳥のフンなど踏まないよう鳥インフルエンザ防止のための対策として「防護ネットの前でバードウォッチングを楽しんでほしい」としている。