測量士補取得めざし 成沢君 大谷高で講座開講式
24日、大谷高で国家資格の測量士補取得講座の開校式が行われた。
地元測量業界の担い手確保の一環として、今年度から新たに開かれるもので、測量業務に欠かせない測量士補の取得を目指す講座には1年生1人が受講。稚内商工会議所、稚内建設協会、稚内測量設計協会の支援を受け、北辰建設コンサルタントの沖信夫社長、中田組の泉正一安全推進課長の2人を外部講師として招き、測量法、多角測量など専門分野を約1年半かけて学び、3年生の5月下旬に試験を受ける。
開校式で平岡校長が一期生となる1年生の成沢友希君に対し、「測量士補はグレードの高い資格。一年半頑張り専門の基礎学力を身に付けてほしい」、沖社長は「1人でも関心を持ってもらえたことに深い意義を感じている。取得に向けて最後まで頑張りましょう」などと激励し、スケジュールなどについて説明があった。
成沢君は「小さい頃から建設業に興味があり受講を決めました。最後まで頑張りたい」と話していた。
毎週木曜日の放課後50分間の講座が開かれ2年生の春休みには札幌での講習、冬には通信添削講座などを受講し測量士補資格の取得を目指す。